|
マグネシウム 
循環器系の健康を守るマグネシウム
マグネシウムは、体内で約300種類もの酵素の働きを助けています。
なかでも、細胞内のカルシウムの量を調節するという重要な役割を担っています。
マグネシウムは、魚や海藻、野菜、豆などに多く含まれているため、普段和食中心の生活をされている方の場合、マグネシウム不足になることは少ないのですが、欧米型の食事が中心の方は、マグネシウムが不足しやすくなります。また、マグネシウムは加熱や精製、食品の加工の過程で80%も失われるため、カルシウム以上に不足しがちなミネラルです。
マグネシウムの働き
マグネシウムには、筋肉の動きを調整したり、神経の興奮を鎮めたり、骨の形成を助ける働きがあります。マグネシウムは、身体の機能維持に必須のミネラルです。
ミネラル類は互いに協力しあったり、逆に拮抗して働くことで、身体の機能の維持や調整を行っています。マグネシウムは、とくにカルシウムと密接な関わりをもっています。マグネシウムが不足し、カルシウムの調節がうまくいかないと、筋肉の収縮がスムーズにいかず、痙攣やふるえなどの原因となります。
マグネシウムは骨を正常に代謝させる働きがあり、マグネシウムが不足すると、骨が正常な状態でつくることができず、骨がもろくなってしまいます。
骨粗鬆症の 予防にはマグネシウムの摂取が欠かせません。 マグネシウムとカルシウムの摂取量のバランスは、1対2が理想といわれています。
マグネシウム1日の所要量
| 年齢(歳) |
18〜29 |
30〜49 |
50〜69 |
70以上 |
| 所要量 |
男 |
310 |
320 |
300 |
280 |
| 女 |
250 |
260 |
260 |
240 |
| 許容上限摂取量 |
700 |
700 |
650 |
650 |
単位:mg
こんな方におすすめ
| ・ |
ストレスの多い方 |
|
・ |
足がよくつる方 |
| ・ |
加工食品をよく食べる方 |
|
・ |
骨粗鬆症が心配な方 |
| ・ |
お酒をよく飲む方 |
|
・ |
高血圧の方 |
多く含む食品
緑黄色野菜、ほうれんそう、とうもろこし、バナナ、いんげん豆、アーモンド、
落花生、カシューナッツ、ごま、大豆、ココア、あずき、納豆、豆腐、
かき、すじこ、するめ、干しえび、昆布、わかめ、ひじき、青のり
もし欠乏すると・・・
筋肉の収縮は、筋肉細胞の中にカルシウムが入ることによっておこります。マグネシウムはその筋肉細胞に入るカルシウムの量の調節を行っているのですが、マグネシウムが不足すると、カルシウムの調節がうまくいかなくなり、筋肉の収縮がスムーズに行われず、痙攣やふるえなどが起きたり、神経がイライラと興奮しやすくなります。
もしこの筋肉の痙攣が血管壁で起きると・・・狭心症や心筋梗塞、脳卒中などの恐ろしい病気につながりかねません。実際、マグネシウムに対するカルシウムの摂取比が高まるほど、心臓発作による死亡率が高いと報告されています。
また、マグネシウムが欠乏するのに伴って「カルシウムの代謝」が乱れ、そのカルシウムが血管や内臓等の軟組織に沈着し続けて、「動脈硬化症・腎結石」を引き起こします。
その他にも、高血圧、めまい、食欲不振、筋力の低下、不整脈・神経過敏などの症状が出るといわれています。
|
|