植物も身体も自分で作ることのできないミネラル。

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ミネラル
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ミネラルとは
人間に必要な栄養素の65%以上を占めるミネラル

 私たちの身体は、体重の95%が酸素、炭素、水素、窒素の4元素からできています。そして、残りの5%が身体に必須の微量元素、つまりミネラルです。
 そして、私たちの身体が必要とする約90種類の栄養のうち、65%以上を占めるのもミネラルです。ミネラルは、身体の機能の維持や調節に欠かすことのできない微量栄養素なのです。


ミネラルとは
 身体に必要な量はごくわずかなミネラル、しかし身体の機能をコントロールする上で必要不可欠な栄養素です。
 身体の成長や維持に欠かせないミネラルを必須ミネラルと呼びます。必須ミネラルは、カルシウム・マグネシウム・ナトリウム・カリウム・亜鉛・リン・鉄・マンガン・銅・モリブデン・セレン・ニッケル・クロム・リチウム・コバルト・バナジウムの16種類です。
 そして、体内に比較的多く存在するものを主要ミネラル、きわめて少ないものを微量元素と呼びます。主要ミネラルが体内のミネラルの99%を占めますが、微量元素は、所要量が100mg以下と少なく、なかには1mgに満たないものもあります。このごくわずかな量でも、私たちの身体に欠かすことのできない重量な栄養素です。


ミネラルの6つの働き
1. ミネラルは体に入ると、各栄養素を吸収する酵素を造り酵素を活性化する。
2. 吸収された栄養素を、血液に溶かし込み、体内の各細胞や骨に供給して循環する。
3. 糖分やアルコール、ニンニクなどに含有するアシリンなど、取りすぎた養分、また使用済みの老廃物やコレステロールを分解して体外に排出させる還元酵素を造る。
4. 体内に入ってきた病原菌や毒素に対して、それぞれを殺菌、分解する酵素を造り、生体を守る。また免疫酵素やおかされた細胞を正常な細胞に戻す酵素を造る。
5. 発汗作用で体温の調整をするとともに、老廃物を吸収し尿や便で体外に排出する酵素を造る。
6. 髄筋、不随筋や脳指令の働きを促進するとともに、遺伝子酵素を活性化させる。


ミネラルあってのビタミン
 私たちは、土壌からミネラルを時間をかけて吸収した植物や、その植物を食べた家畜からミネラルを摂取しています。しかし、最近の野菜に含まれるミネラル含有量は、50年前の1/2〜1/3であると言われています。 これは化学肥料を多用する現代農法が微量成分を補給することなく、また時間をかけずに多収のみを目的とした栽培をしてきた結果といえます。
 そして、同じように食物から摂取される微量栄養素のビタミン。
ミネラルとビタミンは、身体をつくる栄養にはなりませんが、たんぱく質、炭水化物、脂質をスムーズに働かせる潤滑油のような役割を持っています。ビタミンとミネラルは互いの働きを補い合うためになくてはならない関係にあります。
 あまり知られていないことですが、ビタミンはミネラルなしでは吸収されることもその機能を果たすこともできません。だから、どんなにたくさんビタミンを摂取してもミネラルがなくては意味がないのです。
 たとえば、カルシウムはビタミンDがなければ吸収されません。鉄はビタミンCと摂ると吸収が良くなります。ビタミンとミネラルは両方を十分に摂ることで初めて相乗効果が生まれるのです。


大切なのはミネラルバランス
 ミネラルはビタミンとバランスをとりながら体内へ吸収されていきます。いくら身体にいいといわれているからと特定のミネラルだけを大量に摂取すると、逆に体に害を及ぼす場合も少なくありません。
 たとえば、骨粗しょう症の予防のためにカルシウムを多めに摂ったとします。
しかし、カルシウムを摂っただけでは骨が形成されません。カルシウムが着実に骨になるには、他のミネラル、特にマグネシウムとのバランスがとても重要です。また、カルシウムを単体で大量に摂取すると、マグネシウムの排泄が促進されてしまい、体内のマグネシウムが少なくなっていきます。
 このマグネシウムが少なくなると、筋肉の収縮がうまくいかなくなり、けいれんやふるえなどの症状が出てきます。このまま放っておいて、もし血管壁で筋肉のけいれんが起こったりでもしたら、狭心症や心筋梗塞に繋がりかねません。
 ですから、ミネラルはバランスよく摂取する必要があるのです。

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